2011年6月13日月曜日
黒祠の島 *ネタバレ注意
あらすじ(Amazonより)
作家葛木志保が失踪した。パートナーの式部剛は、過去を切り捨てたような彼女の履歴を辿り「夜叉島」に行き着いた。その島は明治以来の国家神道から外れた「黒祠の島」だった…。嵐の夜、神社の樹に逆さ磔にされた全裸女性の死体。さらに、島民の白い眼と非協力の下、因習に満ちた孤島連続殺人が!その真相とは?実力派が満を持して放つ初の本格推理。
最近読みました小野不由美さんの著作。
ビックリしたよ!
何がって、これ探偵が主人公なんですが、
謎解きしないんですよねーこの人。
いやいや、そういう探偵いるでしょうけど、調査事務所だって言ってたけど、
散々読者をフィールドワークと調査に連れまわし、仮説と考察を重ねた挙句
最後、ポッと出の人にペッと真相教えてもらったからね!!
ヒドくね!?
読んでた身としては、「俺たちあんなに頑張ってきたじゃん!お前最後くらいビシッと決めろよな!!」って感じでした。どーでもいー謎だけ解きやがって式部の野郎(´ω`。)
葛木だって放っといてもそのうち救助来るっぽかったし、何しに行ったんだろうあの野郎は。
なんて言いながらも、文章力はすごくてテンポも中々で、どんどん引き込まれてあっという間に読んでしまったのでした。
ところで、十二国記の新刊はまだかしらん。
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